夏季休暇中、有志の大学院生および学部生とともに4日間、
近年経済学分野でも必須スキルとなりつつあるGISの簡単な演習を実施しました。
ArcMapやProを起動するところから始めて、
よく使うジオプロセシングの紹介、モデルビルダーの利用、
衛星画像の簡単な分析やJupyter labを用いたPythonコードの紹介も行いました。
あとは、各自のプロジェクトで慣れていくだけかと思います。
京都大学の教員あるいは大学院生は申請を行えば
1ライセンス5000円程度で利用できますので非常に便利です。
GISに興味のある食料環境経済学科の学生はぜひご連絡ください。
また、農学研究科内の他分野とのコラボ企画として森林生態学研究室の院生をお招きして
リモセンデータの紹介やGoogle Earth Engineを用いた簡単な分析例の実演をお願いしました。マレーシアの森林でドローンによる撮影を行っているとのことで、ワイルドなフィールドワークのお話も開発経済学での現地調査に通ずるものがありました。
非常に有意義な時間でしたので、今後とも他分野とも積極的に企画したいと思います。